【Arcaea】 フレームを手に入れるということ

まえがき

皆さん、こんにちは。ryud09です。  動画の挨拶で始まった

 

他の音ゲーサークルの人たちがブログを書いているのを見て面白そうだと思ったので、僕も何か書いてみようと思ってはてなブログに登録した次第です。

というわけでこれが1個目の記事なので、拙い文章やら変な構成やらで読みにくい可能性が高いです。YURUSHITE*1

とは言いますが、今までYoutubeで攻略動画を作ったり、他の人が作った動画の原稿を修正するなどの活動を4年ほど行ってきたし何とかなる…と、いいな。

 

 

 

[1] そもそもフレームとは何か

 

フレームとは何か、その秘密を探るため我々はアマゾンの奥地に…向かわなかった

一口にフレームと言いますが、Arcaea Ver.3.6.0で実装された「トップ200のプレイヤーに限り追加され、世界的な実力が分かるようになる特殊なフレーム」というものです。正式名称などが存在するか不明なので、フレームと言っているわけです。

実はArcaea wikiにほとんど情報がないです。誰かこぼれ話あたりに書いてくれ

 

 

公式画像。余談だが、当時ポテンシャル理論値が12.80だったが12.81と書かれているので騒がれていた(このアプデでOverwhelmとAegleseekerが実装された。激重なのよ)

 

しかし、このフレーム、実は今でも算出基準が不明です。  は?

 

算出基準が知りたかったあまり公式にメールを送ったことがあるのですが、その際の解答は「質問についてですが、すみません、詳細は語られません。」とのことでした。画像無いけど。

 

なぜ算出基準が不明なのか自体も不明なのですが、現状では

  • FTR、BYDの全譜面*2が対象
  • 通常スコア*3だけでなく、内部PUREの数が関係している
  • 理論値の数は基本的に関係がないが、算出基準において同点だと考慮されるかもしれない

ということが大体経験則で分かっています。*4

 

どれほどのスコアが必要かはフレーム取り立ての人間を探してその人のスコアを見ることで推測できますが、フレームを取りたての段階だと

  • LV11のPMを多く持っているが、低難易度の内部精度がいまいち
  • やっている曲は上手いが、内部をしっかりと詰めていない曲が多くある
  • 理論値を多く持っているが、LV10+以上はあまりPM出来ていない

など、様々なタイプの人間が存在しているため難しいです。そもそも算出基準不明だからね、仕方ない

 

色々書きましたが、要約すると「FTR以上を全部埋めてて上手い人ほど順位が上がる、200位未満は表示されないので持っている人は高い実力を持つ証明になる」というわけです。

 

 

[2] フレームを手に入れるということ

フレームのメリット、デメリット

ここまでフレームとは何かを見てきました。ここからはフレームの実態について見ていきましょう。

フレームを手に入れるということは、すなわち

  • 「フレームの順位を上げたい!」
  • 「フレームの順位が同じくらいの人間と知り合いたい!」
  • 「フレームを失いたくない!」

などの観点から、さらなる上達をプレイヤーに結構な力で強いてくるわけです。

 

これは人によってはメリットとなりますが、デメリットともなり得ます。スコアの伸びが実際に感じられているうちはモチベーションの上昇の助けになりますが、伸び悩んだり順位が下がったりすると焦りが生まれるわけです。

 

しかし、フレームの制度が存在することによる最大のメリットは箇条書きの2番目、

「フレームの順位が同じくらい、つまり近い実力を持った人間を探すことが出来る」

という点です。

 

ある程度の腕前までは「リアルの知り合いがArcaeaでライバルである」ということも起こりやすいですが、フレームを持つような実力だとそのようなことは稀です。というか音ゲーマーの集団に属しているなどでない限りほぼ不可能です。

それでもArcaeaのライバルが欲しい!ということは起こり得ます。そのような時、フレームが役立ちます。Twitter等でフレームの順位が同じくらい、つまり近い実力を持った人間を探すことが可能なのです。

 

 

フレームを持っている人はどのように見られるか

フレームを手に入れるということは、主観的には上記のような効果があります。ライバルを探したり、モチベーションが上がったり下がったりする訳です。

 

しかし、この記事を読んでいる人の中には「フレームがあることによって人からどう見られるか」を気にする人もいると思います。ここからは、それについて話していきます。

 

フレームがあることによって、「最上位クラスの人」という認識をされることは間違いないでしょう。その結果、

  • フレームを持っていない人にとって話しかけづらい人となる
  • フレームの順位やポテンシャルによって実力を推定され、レッテルを貼られる

これらの事が起こると考えられます。

 

この2つを見て、何か気づくことは無いでしょうか?そう、ポテンシャルが高い人にも似たようなことが起こっていますね。*5このことから、フレームと高ポテンシャルは似たような性質を持っています。しかし、1つ決定的に違う点があります。それは、

 

フレームは非表示に出来ません。

 

ポテンシャルは非表示に出来るのに対し、フレームと段位プレートは非表示に出来ないのです。これは他のゲームではあまり見られない仕様であり、自分の実力を隠したい理由(SNS上での絡みが欲しいが第一印象で「上手い人、怖い」と思われたくない等)がある人にとっては優しくありません。段位は取らなければいいという話になりますが、フレームは一定以上の実力で下埋めをしっかりしている人間なら自然と取れてしまい、取るのを避けるということが難しいのです。

 

その結果、自分の実力を隠して第一印象で怖がられないようにしたいと思っている人などにとって、フレームを持っているということはリスクが大幅に上がることを意味します。ポテンシャルは隠せても、総合力で最強クラス*6のプレイヤーであることを隠せないのです。

 

もう1つ、フレームやポテンシャルを見られて実力を想像されるというものがあります。誰しも「ポテンシャル12.5…2星…めっちゃ上手い人だ!」などと考えることがあると思われますが、これがさらに具体的な実力まで踏み込まれるわけです。

1つ例を挙げてみましょう。僕は現在*7フレーム30位です。ポテンシャルは13.04です。この情報で僕のLV10+や11のスコア、理論値の数などを予想してみてください。

 

 

 

 

 

 

僕はGoogleスプレッドシートでスコアを管理している*8ので、その画像などを使ってフレーム30位のスコアを丸裸にしてしまいましょう。*9

PM・理論値状況。FTR全PM、BYD未PM2譜面。理論値は苦手ですが、それでも41譜面と奮闘しています。近いうちにFTR7全理論値になりたい。

ベスト枠。未PM2つや10+以上の内部の参考に。プラグマビヨンドをそろそろ伸ばしたい。

失点状況。めちゃくちゃ頑張った結果、LV10までは内部の平均を1桁に抑えています。

こんな感じです。内部力も高難度力もかなりの水準に達していると言ってしまっていいのではないでしょうか。自惚れか?

しかし、ここで真面目にスコアを予想した読者の中には「思ったより低かった」「思ったよりも理論値が少なかった」などの感想を抱いた方もいるかと思います。

 

ここで予想された以上の実力を持っているなら良いのですが、もし持っていなかった場合に「(実際には凄腕だが、想像したよりは)下手である」と思われ得るのです。また、フレームを持っていない人と持っている人でリンクプレイをする時などに、フレームを持っている人が低いスコアを出した時などもこの現象が起こり得ます。

 

まとめると、「フレームを持っていることによって超上級者と思われ、それに合ったプレイをすると思われるし、話しかけづらいとも思われる」ということが言えます。

音ゲー仲間などが居なければ、ある意味では孤独ということになります。フレーム持ってる時点で同じくらいの実力の人探しやすいけど

 

 

[3] それでもフレームを取りたい人に向けて

フレームを持つとどのように思われるかを主観多めで話してきましたが、それでもフレームを取りたいという人は多いと思います。なので、ここからはフレームを取るために何をしたらいいのか、何が必要かを書いていきます。

今まで作ってきた攻略動画に近くなってきた、ホームグラウンド

 

~ポテンシャル12.50(2星になるまで)

実力をつけるため、いろいろな譜面をやりましょう。この際、譜面のレベルに応じてスコアなどの目標を決め、達成しようと研究などをするのが地力上げに効果があります。

 

ここで重要なのが、早いうちからPM・内部狙いに慣れておくことです。例えば紫ポテあたりのプレイヤーだと難所以外でFARやLOSTをポロポロと出すということが多いのですが、PM狙いを通じて難所以外のミスを減らすことでスコアの底上げが期待できます。

内部狙いについても、難所以外で出さないということが出来れば内部精度の底上げが期待できます。しかし、内部は基本的にPM時のみ考えることとなるので、PMの経験を大量に積んでPM力を上げることが重要となってきます。

 

~ポテンシャル12.75(2星前半)

LV9+やLV10のPMをひたすら増やしましょう。LV10+以上は難しい配置が多いというイメージですが、実際にはLV10以下の配置が完璧に取れるならある程度まではなんとかなる曲が多いです。

 

内部精度に関しては、PM出来るかどうかのギリギリの譜面では狙わなくても構いません。ですが、地力が上がってきたと感じたら過去の自分を越えられるように内部を狙うようにしてください。フレームを手に入れてからは内部を更新するために多くの曲で再PMを取ることになるので、そこでしっかり内部を更新できるように意識を変えていく必要があります。

 

~ポテンシャル12.90(2星後半)

LV10+上位、LV11と向き合う時がやってきてしまいました。先ほど「LV10以下の配置が完璧に取れるならLV10+以上もある程度まではなんとかなる」と書きましたが、ここからはその「ある程度」で満足してはいけない領域となっていきます。

 

1つ1つの配置に個性があるため、基本的なエイム力や打鍵速度以外に「研究によってどこが通らないのかを確認し、対策する」という作業を大量に求められるようになります。指押しや餡蜜なども駆使し、1つ1つ克服していきましょう。

 

ちなみに、内部力が高く下埋めをきっちりとこなした人ならこのあたりからフレームを取れる可能性が出てきます。

 

~ポテンシャル13.00(2星終盤、3星狙い)

LV10+上位をPMで埋め、FTR全PMを狙い、BYD11及びTestify(BYD)でスコアを伸ばすような時期です。精度面ではLV10+以下の再PMを取り、内部精度を伸ばし続けることになります。ここまで来たら後は気合の勝負となります。

 

フレームを強く意識する時期はこの辺りだと思います。無駄な失点を1点でも削っていきましょう。出来る曲が無いと思ったらランダム選曲や課題曲の募集などを行い、その曲を詰めると意外と更新できたりすることがあります。

 

ポテンシャル13.00~(3星)

ここまで来てもフレームが付いていなければ、フレームの最低ラインがインフレを起こしたか精度力が不足しているかのどちらかだと思います。焦らずに内部精度埋めや高難易度譜面の研究を行い、失点を減らしていきましょう。ここまで来れたならばLV11ですら再PMの候補になり得るはずです。

史上最難関メインストーリーパック(白目)

 

フレームを獲得したあなたへ

 

ようこそ、1点を争う修羅の世界へ。

強者たちがあなたを歓迎します。

 

あとがき

いろいろ書いてきましたが、フレームを手に入れる、維持するということをモチベーションの一助にするArcaeaプレイヤーが多く出ることを願っています。そして、その実力をもって超感覚リズムゲームの本当の楽しさを実感してほしいと願っています。

 

 

書いてるうちにフレーム31位になってました。取り戻しに行くか…

 

 

*1:オンゲキの曲。CHUNITHMでやってますが、苦手です

*2:Future ?は除く。あんなの出来なくていいです

*3:ただし、PUREの数やFARの数が関係しているのかスコアの数字が関係しているのかは不明

*4:3つ目のソース→https://twitter.com/arcaea_jp/status/1390456705327194120

*5:質問の仕方が悪い

*6:200位ギリギリで最強クラスと言っていいのかは微妙なのですが、ここではそういうことにします

*7:2022年12月7日時点

*8:これです→https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Ji2WZKw7bq1rBfh5oohacU3FtBAJ_WNYAaSez1jeUPA/edit#gid=1738428736

*9:Free Myselfなどが実装されたVer. 4.1.4までが対象